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「近代洋画の巨匠たち」展

泉屋博古館東京
終了しました

アーティスト

浅井忠、モネ
泉屋博古館分館のコレクションの奥深さを示す分野のひとつに近代洋画部門の作品群をあげることができます。
住友コレクション形成の立て役者、住友家15代家長・住友吉左衞門友純(雅号・春翠)は、実兄・徳大寺(西園寺)公望の勧めにより 黒田清輝の作品—「朝妝」「昔語り」—を購入し、さらに、明治30年(1897)に外遊を行なうことによって、欧米の美術館、博物館を見学、藝術に関する見聞、理解を深めることとなりました。
事実、春翠は、その洋行時に今回出品するクロ-ド・モネの「サン=シメオン農場の道」(1864年)、「モンソ-公園」(1876年)を購入し、日本にもたらしています。これは、わが国への印象派の導入の、最も早い例のひとつとして貴重なことであります。しかも印象派の旗揚げの前後の作品であり、作風変化が認められ、興味深いものとなっています。
また、鹿子木孟郎の欧州留学に際しても援助し、その結果、今展のジャン=ポ-ル・ロ-ランス(鹿子木孟郎の師)の「マルソ-将軍の遺体の前のオ-ストリアの参謀たち」(1877年)、「年代記」(1906年)がコレクションに加えられることとなりました。
ギャラリートーク:毎土曜日 各日とも午後2時より展示室にて

スケジュール

2006年8月5日(土)〜2006年10月9日(月)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は19:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 520円、学生 310円、未就学児童無料
展覧会URLhttp://www.sen-oku.or.jp/tokyo/program/index.html
会場泉屋博古館東京
https://sen-oku.or.jp/tokyo/
住所〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
アクセス東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩4分、東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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