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「透明な怒り」展
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「透明な怒り」展
岡本太郎記念館
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アーティスト
岡本太郎、菱刈俊作
普段は陽気でユーモラスな岡本太郎も、物事の本質的なゆがみやそれを生み出す人間の卑しさに対しては徹底して怒り、その怒りをさまざまな表現を通して社会に投げ掛けました。 有名な『殺すな』の文字や『明日の神話』をはじめ、太郎の作品や文章には、怒りをモチーフにしたと思われるものが数多く遺されています。
しかし、岡本太郎の「怒り」は、必ずしも目をむいた恐ろしい形相をしているわけではありません。『明日の神話』に、哄笑しながら悲劇を乗り越える誇らかな人の姿が描かれているように、単なる憎悪や私怨のレベルをはるかに超える次元に立っているのです。
「透明な怒り」。太郎の怒りはそう表現されるべきものかもしれません。
怒りという感情がもつ人間本来の豊かな感受性のぶつかりあい、みずみずしさを失いつつあるかにみえる今日、 太郎の怒りは我々に多くの示唆を与えてくれることでしょう。ともに太郎の「透明な怒り」を感じたいと思います。
また、本展では第10回岡本太郎現代芸術賞「岡本敏子賞」を受賞した菱刈俊作氏が、太郎とのコラボレーションをテーマにした新作を発表します。どうぞご期待ください。
[画像: 「暴走」(1963) 油彩]
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スケジュール
2007年11月7日(水)〜2008年1月14日(月)
開館情報
時間
10:00 〜 18:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館
年末年始休館
備考
年末年始休館日: 12月28日(金)〜1月4日(金)
入場料
一般 650円、小学生 300円
会場
岡本太郎記念館
https://taro-okamoto.or.jp/
住所
〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
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アクセス
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅B1出口より徒歩7分、JR渋谷線宮駅坂口より徒歩20分
電話番号
03-3406-0801
関連画像
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