終了した展覧会・イベントです

「部屋と庭 隔たりの形式 ––武蔵野美術大学教員による小企画」

武蔵野美術大学 美術館・図書館
終了しました

アーティスト

石川卓磨、後藤映則、小林耕平、杉浦藍、鈴木基真、冨井大裕、森田浩彰
武蔵野美術大学 美術館・図書館では、本学の教育を支える若手・中堅層の教員7名による小企画「部屋と庭 隔たりの形式」を開催します。映像や写真、彫刻など、様々なメディアを用いて表現を試みる石川卓磨、後藤映則、小林耕平、杉浦藍、鈴木基真、冨井大裕、森田浩彰の作品を紹介します。

私たちが生活する「部屋」には、家具や日用品といった見なれた事物が遍在すると同時に、目に見えない時間や記憶が折り重なり、私的な気配が漂います。そして内的な部屋と接する「庭」は、外的空間へと接続する中間域であり、外と内への視線が交じりあう曖昧な領域として、世界と私たちを不確かに隔ちます。部屋は内的な小宇宙を包みこむ容れ物のように、庭はその先にある外界との距離を確かめる隙間のように、私たちの世界をかたどる形式として、存在しているといえるでしょう。
本展では「部屋と庭」をめぐり想起される様々な事象――日用品と記憶、時間と痕跡など――を起点として、現代作家7名の多様な表現が集います。彼らの作品によって織りなされた「隔たりの形式」は、見過ごしがちな日常の風景のなかで、大きく揺らぎ、かたちを変えていく世界の姿を再認識するひとつの試みとなりえるかもしれません。

スケジュール

2020年11月30日(月)〜2020年12月19日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00〜17:00
休館日
水曜日
展示準備期間、入構禁止期間は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16886/
会場武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセス西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分、JR中央線国分寺駅北口4番停留所より西武バス約25分 「武蔵野美術大学正門」下車、JR中央線立川駅北口5番停留所より立川バス約25分 「武蔵野美術大学」下車
電話番号042-342-6003
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します