明治から昭和にかけて、詩歌・小説・随筆など多岐にわたる分野で活躍した文豪・佐藤春夫(1892~1964)。〈門弟三千人〉といわれるほど多くの知友や弟子を持ち、日本の近代文学に与えた影響はきわめて大きなものでした。24歳のとき、神奈川県都筑郡中里村(現・横浜市青葉区)に暮らし、その体験をもとに書き上げた小説「田園の憂鬱」で作家としての地位を確立します。また、いわゆる「小田原事件」を背景に生まれた「秋刀魚さんまの歌」が日本近代詩を代表する抒情詩として知られるなど、神奈川ともゆかりの深い文学者です。本展では反骨精神に富んだ春夫の文業を辿るとともに、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治ら、多くの作家からの書簡を紹介、人々の心をとらえた〈人間・佐藤春夫〉の実像に迫ります。
[関連イベント]
1. 佐藤春夫展記念講演会「夢の魔術師―佐藤春夫を読む愉しさ」
日時: 2026年10月11日14:00〜
登壇者: 河野龍也(東京大学准教授、佐藤春夫展編集委員)
会場: 神奈川近代文学館 展示館2階ホール
料金: 1200円
2. 佐藤春夫展記念講演会「佐藤春夫と太宰治」
日時: 2026年10月31日14:00〜
登壇者: 安藤宏(東京大学名誉教授)
会場: 神奈川近代文学館 展示館2階ホール
料金: 1200円
3. 佐藤春夫展記念対談「春夫、熊野そして『大逆事件』」
日時: 2026年11月21日14:00〜
登壇者: 辻原登(作家)、辻󠄀本雄一(新宮市立佐藤春夫記念館前館長)
会場: 神奈川近代文学館 展示館2階ホール
料金: 1500円(要事前申込み)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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