2026年5月開幕のおすすめ展覧会を全国からピックアップ。気になる展覧会はログインしてブックマークしておくのがおすすめ。メール通知を設定すると、開幕と閉幕間近の展覧会をお知らせします。コメント投稿や展覧会マップなど、便利な機能が満載のTokyo Art Beat有料会員サービスはこちらから。
伝統的な山水画から近代的な風景画へと新たな境地を拓いた日本画家・川合玉堂(1873〜1957)の画業を振り返る展覧会。日本の山河をこよなく愛した玉堂は、四季の自然や田園風景、そこに暮らす人々を情感豊かに描いた。玉堂が描き出す古き良き日本の原風景とも言うべき世界は、見る者の郷愁を誘い、日本の自然の素晴らしさを改めて気づかせてくれる。
会場:山種美術館
会期:5月16日〜7月26日
建築家アントニ・ガウディの没後100年にあたる2026年、「窓を考える会社」YKK APが、創造的で革新的な「ガウディの窓」の魅力を伝える展覧会を開催する。YKK APがこれまでに収集してきたガウディの窓に関する知見や研究成果、模型、共同研究の一部などを、スペインと日本での展覧会、ドキュメンタリー映像、書籍、関連イベントを通して紹介する。参加者とともにガウディの豊かな窓の世界を多角的に学び、未来の窓について考える産学官連携プロジェクトだ。
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:5月16日〜7月12日
今年で3回目を迎える大規模建築体験イベント「東京建築祭」が、東京各地で開催される。上野や品川を中心に、魅力的な建築の特別公開や展示、ガイドツアー、キッズプログラムなど、多彩な企画が展開される。通常は非公開の建築や場所を公開する特別公開も実施。2026年は新たに渋谷にも展開し、参加建築は過去最多となる151件にのぼる。ニュースはこちら。
会場:上野、品川、渋谷エリアなど
会期:5月16日〜5月24日
1970年代から小説、マンガ、絵本、エッセイ、広告など多方面で活躍し、現在も多くの人を魅了し続けるイラストレーター・安西水丸の活動を取り上げる展覧会。安西にとって描くことの原点であった「あそび」の感覚をたどりながら、印刷物、原画、版画、関連資料など500点以上を紹介する。
会場:PLAY! MUSEUM
会期:5月20日〜7月12日
現代美術家・松本陽子にとって初となる公立美術館での大規模個展。松本の代名詞となったピンクを主調とする絵画群は、1960年代末のアメリカでのアクリル絵具と綿のローキャンバス、すなわち下地塗りの施されていないキャンバスとの出会い、そしてその後の長きにわたる探究と修練のなかで生まれた。鮮やかで軽やかな色彩が重なり、水蒸気を得てもくもくと成長する雲のような、動きと光にあふれた空間を持つ絵画は、見る者の目をとらえてやまない。
会場:府中市美術館
会期:5月23日〜7月12日
日本のファッションおよび表現文化を牽引してきたコシノヒロコの、半世紀を超えるキャリアのなかで生み出された膨大な作品群から、現代の感覚や価値観と強く共振する表現を厳選して紹介する展覧会。コシノヒロコが活動してきた各時代の社会状況や文化的文脈、同時代の芸術表現との関係性を重ね合わせながら、「なぜその表現が立ち現れたのか」「いまどのような意味を獲得しうるのか」を問い直す。ニュースはこちら。
会場:東京都現代美術館
会期:5月26日〜7月26日
神戸市立博物館福島県立美術館での開催を経て、上野の森美術館へ巡回するゴッホの大規模展覧会。世界中で愛される画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜90)。画家としての活動はわずか10年ほどであったが、作品と手紙からは、苦悩に満ちた人生に立ち向かい、それを芸術へと昇華させる姿を見て取ることができる。ゴッホが残した「魂の探求」に触れる機会となる。神戸市立博物館のレポートはこちら。
会場:上野の森美術館
会期:5月29日〜8月12日
100年前の中国の女性に愛されたチャイナドレスに焦点を当てた展覧会。本展では、チャイナドレスコレクションとして名高い「謝黎コレクション」から、1900〜40年代を代表するアンティークチャイナドレス、纏足(てんそく)の靴や調度品、手刺繍の小物なども紹介される。
会場:日中友好会館美術館
会期:5月29日~6月28日
近年、「コマ撮り」という親しみやすい言葉が定着しているが、その正式名称は「ストップモーション・アニメーション」である。映画の黎明期から今日に至るまで、ストップモーション・アニメーションは私たちに驚きと感動を与え続けてきた。本展では、その歴史や制作の裏側、作品などを紹介しながら、ストップモーション・アニメーションの価値と魅力の核心に迫る。
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
会期:5月2日〜9月27日
2026年1月から4月までの改修工事に伴う完全休館を経て、市原湖畔美術館は9月まで部分的開館のかたちで、作風のまったく異なる2組のアーティストによる劇場型の連続個展を開催する。第一弾は、石碑や遺構を取材して作品を手がける竹内公太による映像インスタレーションである。4か月にわたる市原でのフィールドワークをもとに、自然の移ろいとともに太古から流れてきた時間を遡る。
会場:市原湖畔美術館
会期:5月1日〜6月28日
ミューぽんで100円OFF!
KAAT神奈川芸術劇場の劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開する、KAAT独自の企画シリーズ「KAAT EXHIBITION」。第11回目となる本展では、神奈川ゆかりの彫刻家・三沢厚彦と棚田康司による、劇場で開催される初の彫刻展が行われる。三沢は、樟から等身大の動物を彫り出す「ANIMALS」シリーズで知られ、棚田は一木造りを用いて、少年少女など境界に漂う人物を彫り出している。
会場:神奈川芸術劇場
会期:5月17日〜6月14日
ミューぽんで100円OFF!
100年の生涯を絵筆に捧げ、「命の画家」と称された日本画家・堀文子(1918〜2019)。本展では、約12000点にも及ぶ資料の中から、創作の過程で生み出された貴重な下図や写生帖を、かつてない規模で一挙公開する。画業の「出発点」と語る女子美術専門学校、現在の女子美術大学時代の作品から晩年までの主要作品、小下図や素描などをあわせて展示される。
会場:女子美術大学 女子美アートミュージアム
会期:5月22日〜8月4日
「絵本の中に入ってみたい!」という夢を叶える展覧会。会場内には、世代を超えて愛される7つの絵本をテーマにした空間が広がり、まるで絵本の中に迷い込んだかのような感覚を味わうことができる。絵本に登場するモチーフをつくれる工作コーナーや、寝転びながら鑑賞できる映像コーナーのほか、約800冊の絵本が設置された「絵本の森コーナー」では、お気に入りの絵本との出会いを楽しめる。
会場:新潟市新津美術館
会期:5月23日〜8月30日
「歩く」あるいは「移動する」という行為を切り口に、金沢21世紀美術館のコレクション作品を紹介する展覧会。展示作品には、一歩踏み出すという行為を起点に、外の世界を観察すること、思考や記憶の内側へと分け入ること、また歩く人が位置する場所で生じる摩擦や、場所との関係性のなかで交渉する姿など、様々な「歩み」が現れる。
会場:金沢21世紀美術館
会期:5月23日〜10月18日
歌川広重(1797〜1858)による「東海道五十三次」全55作品を一挙公開するとともに、東海道の宿駅の現在の風景を撮影し、比較展示することで、現代の東海道の旅も紹介する。また、高精細デジタル画像で撮影した「東海道五十三次」を、同館スタッフの技術によりオリジナル・フィルム・プロジェクションとして大画面に投影する。
会場:MOA美術館
会期:5月15日〜7月7日
ヨーロッパを代表する名窯、マイセン。現在のドイツ・ザクセン州の古都マイセンで、18世紀に王立磁器製作所として創業した。本展は、巨匠ハインツ・ヴェルナーに焦点を当てた初の展覧会であり、ヴェルナーが創作した名作を中心に、現代マイセンの美しい磁器芸術を紹介する。
会場:愛知県陶磁美術館
会期:5月30日〜9月27日
いま注目を集める都市再開発エリア・グラングリーン大阪を舞台に、ART OSAKAは次の一歩を踏み出す。新たな文化発信拠点として可能性が広がる「うめきた」に、国内外のギャラリーやアーティストが集まり、アートを介した出会いや対話が生まれる。アートの最前線を提示するART OSAKA 2026では、厳選された国内外65軒のギャラリーが、新しい時代の価値を届ける。
会場:クリエイティブセンター大阪
会期:5月28日〜6月1日
全国植樹祭は、森林を愛する気持ちを培うことを目的に1950年から始まり、今年は5月17日に愛媛で開催される。本展では、これを記念し愛媛の森林がめぐる様子を、県内各地で活躍するデザイナーが選んだ同館コレクションと、本展に合わせて制作されたデザイン作品や空間によって紹介する。
会場:愛媛県美術館
会期:5月16日〜7月17日