公開日:2025年9月2日

【美術館チケットが割引に!】「ミューぽん」が使える、注目の展覧会5選|笹本晃、上田義彦の個展など(2025年9月)

9月に開催されている「ミューぽん」対象の展覧会5つと、その見どころを紹介

Tokyo Art Beatでは有料会員向けの美術館割引サービス「ミューぽん」を、常時複数館を対象に提供している。ここでは、9月に開催されている「ミューぽん」対象の展覧会とその見どころを紹介! まだサービスを使ったことのないユーザーの皆様も、ぜひそのラインアップをチェックしてみて欲しい。

*有料会員の詳細はこちら(月払い300円・年払い2500円)
*他の対象展覧会はこちらをチェック

【現代アート】「未来/追想 千葉市美術館と現代美術」(千葉市美術館)

開館30周年を迎える千葉市美術館による、現代美術コレクションの集大成展。1991年の建築着工時より継続して収集されてきた戦後美術の多様な展開を、精選された約180点でたどる。近世から現代、房総ゆかりの作品まで幅広くカバーする同館のコレクションは、その独自性と体系性で高い評価を獲得しており、1996年の「Tranquility―静謐」展以来120回を数える現代美術展の蓄積が、今回の充実した内容に結実。参加作家には草間彌生、河原温、田中敦子、中西夏之、河口龍夫、小清水漸、菅木志雄、杉本博司、辰野登恵子、吉澤美香らが名を連ねる。レポートはこちら

「開館30周年記念 未来/追想 千葉市美術館と現代美術」  展示風景

会場:千葉市美術館
会期:8月2日〜10月19日
ミューぽんで100円OFF!

【現代アート】「笹本晃 ラボラトリー」(東京都現代美術館)

ニューヨークを拠点に、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、メディアを横断した作品を手がける笹本晃。自ら設計・構成した彫刻や装置をインスタレーション空間に配置し、それらをスコアのように用いて即興的なパフォーマンスを展開する作品で知られる作家にとって、自身初となるミッドキャリアを回顧する個展となる。初期の代表作から、キネティックな要素が強まる最新作まで、約20年にわたって造形とパフォーマンスの関係を探究し、独自の実践を重ねてきた異才とその作品を動的に検証する。

「笹本晃 ラボラトリー」 展示風景

会場:東京都現代美術館
会期:8月23日〜11月24日
ミューぽんで10%OFF!

【現代アート・建築】「つくるよろこび 生きるためのDIY」(東京都美術館)

DIY(Do It Yourself/自分でやってみる)の手法や考え方に関心を寄せる、5組の現代作家と2組の建築家を紹介する展覧会。DIYとは、目の前の問題を自分自身の工夫で解決していくアプローチであり、日曜大工や住民主体のまちづくりなど、様々な場面で実践されている。本展では、DIYをより良く生きるための方法であると同時に、不便や困難を乗り越えるための手段ととらえ、その過程にある「つくるよろこび」にも光を当てる。レポートはこちら

会場:東京都美術館
会期:7月24日〜10月8日
ミューぽんで200円OFF!

【写真】「上田義彦 いつも世界は遠く、」(神奈川県立近代美術館 葉山)

活動初期から自然や都市の風景、著名人のポートレイト、広告写真まで幅広い分野で活躍を続けてきた上田義彦。時代とともに変化する作風を見せながらも、一貫して普遍的な美を追求する姿勢で国内外から高い評価を受けている。公立美術館では約20年ぶりとなる本展は、1980年代の活動開始から現在まで40年間にわたる創作の軌跡を、自ら現像とプリントを手がけた約500点の作品で総覧する貴重な機会となる。詳細はニュースをチェック

会場:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:7月19日〜11月3日
ミューぽんで100円OFF!

【近代・現代美術】「没後90年 橋本平八展」(三重県立美術館)

現在の伊勢市出身の彫刻家・橋本平八(1897~1935)の15年ぶりとなる回顧展。橋本は、上京後に若くして注目を集め、29歳で帰京した後も《石に就て》などの意欲作を次々に発表したが、1935年に38歳の生涯を閉じた。周囲の豊かな自然に刺激を受け、古代彫刻や古今東西の哲学に学びながら洞察を重ねた作品の数々は、現在も多くの人々を惹きつけている。橋本の過去最大規模の個展となる本展では、代表作を含む約70点を展示。作品と資料から生涯をたどり、その創作世界に迫る。巡回の予定はなく、同館のみでの開催となる。レポートはこちら。

会場:三重県立美術館
会期:8月2日〜10月13日
ミューぽんで100円OFF!

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