Tokyo Art Beatでは有料会員向けの美術館割引サービス「ミューぽん」を、常時複数館を対象に提供している。ここでは、2026年3月に開催される「ミューぽん」対象の展覧会とその見どころを紹介! まだサービスを使ったことのないユーザーの皆様も、ぜひラインアップをチェックしてみてほしい。
18世紀後半の京都の画家、長沢蘆雪。多彩な画風と、禅の世界や仏の教えのもとに生きた画家の“かわいい”側面が近年注目を集めている。東京で64年ぶりとなるこの蘆雪展では、いろいろな角度から作品の魅力に迫る。会期前期では、俵屋宗達や円山応挙らの作品とともに、蘆雪による“かわいい”子犬を多数みることができ、後期では蘆雪の代表作として名高い串本・無量寺の竜と虎の襖絵を探求。
巡回なしの、本会場のみの企画となる。
会場:府中市美術館
会期:3月14日〜5月10日
ミューぽんで20%OFF!
戦後まもなく、前衛美術の領域で大きな注目を集めたが、その自由な実験が十分に目を向けられてこなかった女性美術家たち。本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019)のジェンダー研究の観点を足がかりに、 1950〜60年代の日本の女性美術家による創作活動を見直す。独自の抽象表現を展開した14名の作品およそ120点を、身体、素材、空間などのキーワードで緩やかにつないでいく。
豊田市美術館、東京国立近代美術館へと巡回し、同館が最終会場となる。
会場:兵庫県立美術館
会期:3月25日〜5月6日
ミューぽんで200円OFF!
志村ふくみは、紬織の重要無形文化財保持者 (人間国宝)であり、随筆家としても知られる染織作家。2025年秋に101歳を迎えた現在も、自然や色彩への深いまなざしとともに制作を続けている。
本展では、『源氏物語』や「紫」、そして作家、石牟礼道子原作の新作能『沖宮』の能装束など近年の特徴的なテーマを中心に、作品と紡がれた言葉とによって70年にわたる表現の軌跡をたどり、色彩、生命、自然への尽きることのない思索と未来へ語り継ぐ言葉を紹介。本展を機に構想・制作された作品2領も初公開となる。
会場:細見美術館
会期:3月3日〜5月31日
ミューぽんで100円OFF!
高知出身の美術家、高﨑元尚(1923〜2017)と浜口富治(1921〜2009)の活動を辿り、1960年代の高知で起きた前衛美術運動の実像に迫る企画。
1962年には地元の作家たちと美術グループ「前衛土佐派」を結成、高知から新たなムーブメントを起こそうとしたふたり。本展では、同館が継続的に進めてきた作家調査の成果として、新たに確認された作品や資料を一挙に公開。長らく全体像がとらえられなかった浜口の1960年代の活動や、高﨑が代表作《装置》を発展させていく歩みを、はじめて体系的に紐解く。
会場:高知県立美術館
会期:2月28日〜3月31日
ミューぽんで240円OFF!
2021年、惜しまれつつ閉館した品川の原美術館。本展では、そのコレクションの中から、1979~90年の原美術館の活動にスポットを当て、作品を展示する。同館理事長の原俊夫によって収集され続けている作品の数々は、可能なかぎり作家に会いに行き、親交を深めながら、世界のどこにもない唯一無二のコレクションを形成している。出品作家は、工藤哲巳、三木富雄、ナム・ジュン・パイク、ジャクソン・ポロック、篠原有司男、李禹煥、ロバート・メイプルソープ、ロバート・ラウシェンバーグ、遠藤利克、笠原恵実子、菊谷直美、小清水漸、中村一美、菅野由美子、吉田克朗ら。
なお、本展から始まり今後3年間、毎年春夏季に、原美術館開館以来の歴史を追う、収蔵作品を用いた展覧会を開催予定。
会場:原美術館 ARC
会期:3月14日〜9月6日
ミューぽんで100円OFF!
こちらの記事では2月の「ミューぽん」が使えるおすすめ展覧会も公開中。開催中の展覧会も多いため、あわせてチェックしてほしい。