
左上から時計回りに、「トーベとムーミン展 ~とっておきのものを探しに~」、「オバケ?展」、「さくらももこ展」、「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」
7〜8月の夏休み期間に、美術館や博物館で開催されている、子供と訪れたい注目の展覧会をエリア別に紹介。気になる展覧会を見つけて、夏の予定づくりに役立ててほしい。
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*各展覧会の会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。
*イベントページの「子連れで行きたい」タグもチェック!
*東京編も公開中
2022年に愛知県に開園したジブリパークの“いま”を伝える展覧会。お馴染みのジブリ作品に登場するキャラクターとの出会いを楽しめる、「移動遊園地のような」空間になるという。体験型展示や貴重な資料展示に加え、大人も子供も想像力の世界へ飛び込める貴重な機会になりそうだ。ニュースはこちら。
会場:ATCギャラリー
会期:7月18日〜9月26日
生命が誕生してから40億年、地球上の生命体は幾度もの大量絶滅を乗り越え、新たなグループが繁栄することで多様性を増してきた。本展では、なかでも規模の大きかった5回の「大量絶滅」事変(通称「ビッグファイブ」)に焦点を当て、化石や溶岩に残された証拠から、生き物たちの生存をかけた進化の歴史をたどる。
会場:大阪市立自然史博物館
会期:7月17日〜10月12日
2023年3月に石川・国立工芸館で開幕し、全国各地を巡回してきた本展が、新作を加えた100点以上の作品とともに広島に登場する。人間国宝から若手作家まで20名のアーティストがポケモンをテーマに工芸で表現した作品を紹介する。工芸の繊細な技術とポケモンの愛らしい姿は世代を超えて楽しめるだろう。東京・麻布台ヒルズギャラリーのレポートはこちら。
会場:広島県立美術館
会期:7月10日〜9月23日
兵庫陶芸美術館は、開館当初より子供たちの創造力や発想力の育成を目指し、多岐にわたるプログラムを実施してきた。本展は、その活動のひとつとして2022年から兵庫教育大学と共同で進める「陶芸アートカード作り」に合わせて開催される。会場では「こども学芸員」が古陶磁と現代の陶芸作品を見比べて紹介し、子供たちの瑞々しい視点に触れられる。
会場:兵庫陶芸美術館
会期:6月27日〜9月6日
ヨシタケシンスケは、絵本デビュー作『りんごかもしれない』以降、子供から大人まで幅広い人気を博してきた。本展は、絵本の出版以前からイラストレーター、造形作家としても活躍してきたヨシタケの、初の大規模個展。スケッチや絵本原画、本展のために考案した立体物、愛蔵のコレクションなど約400点を展示し、その創作の軌跡をたどる。
会場:茨城県近代美術館
会期:7月11日〜9月13日
本展は、マンガ家、エッセイスト、作詞家、脚本家と多岐にわたり活躍し、新しいキャラクターやエッセイを次々と世に送り出したアーティスト・さくらももこの魅力に迫る展示。約300点のカラー原画や直筆原稿を通して、その多彩な創作をたどる。
会場:松本市立博物館
会期:7月11日〜9月6日
本展は、「ノンタン」シリーズ、『はらぺこあおむし』、『からすのパンやさん』、「100かいだてのいえ」シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズなど、世代を超えて読みつがれるロングセラーを中心に、絵本や読み物の魅力に迫る展覧会。原画、複製原画、ラフ、編集資料、映像、立体造作などを通して、子供の本が生まれる背景にも焦点を当てる。フォトスポットや、絵本を手に取って読めるコーナーもあり、親子で楽しめる展示構成だ。
会場:神戸ファッション美術館
会期:6月20日〜8月30日
素朴さと洗練されたデザイン性をあわせもつチェコの絵本。チェコでは、母国語や自国の文化を守り伝えるため、多くの作家が芸術性の高い絵本を生み出してきた。本展は、チェコの児童書の歴史を振り返るとともに、海外でも注目を集める絵本作家たちの創作を、原画、リトグラフ、デッサン、制作過程の資料などから紹介する。
会場:芦屋市立美術博物館
会期:7月14日〜9月27日
本展は、「キティとわたし」をテーマにハローキティのユニークさをひもとく展覧会。展示史上最大量のグッズをはじめ、個性あふれるアーティストとのコラボ作品、オリジナル映像コンテンツなど様々なコーナーを通して、誕生から半世紀を超えてもなお世界中で愛されるハローキティの魅力に迫る。
会場:大分県立美術館
会期:7月17日〜9月23日
ムーミン小説出版80周年を記念する展覧会。ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンの油彩画や風刺画、「ムーミン」の原画、スケッチ、愛用品など約300点を展示する。ムーミンの世界を体感できる展示に加え、日本では紹介機会の少ない壁画作品にも注目したい。森アーツセンターギャラリーのレポートはこちら。
会場:福岡市美術館
会期:7月4日〜8月30日
平安時代から現在に至るまで、模様は多種多様なかたちで私たちの身の回りに存在してきた。本展は、近・現代工芸の名品約140点を通して、模様の世界を体感する展示。模様作りの天才・芹沢銈介の特集展示も同時開催され、小さな下絵から代表作の屏風まで約20点が揃う。人間国宝からポケモン×江戸小紋まで、多彩な模様の世界を味わえる。
会場:国立工芸館
会期:7月3日〜9月23日
本展は、生き物をテーマに、堺環濠都市遺跡から出土した生き物文様の陶磁器類と、紙工作作家ごとうけいのペーパークラフト作品を展示する。土に刻まれた古の生き物と、紙から立ち上がる現代の造形が響き合う。1mを超えるペーパークラフト作品もならび、紙から生まれる豊かさを体感できる。
会場:堺市博物館
会期:6月27日〜9月6日
現代から遡ること4万年前、氷河期には人類やマンモスなどの巨大な動物たちがともに生きていた。本展では、その時代を生きた動物たちや人類の解説を通して、命運を分けた氷河期の謎に迫る。日本初となるネアンデルタール人とクロマニョン人の実物の頭骨を展示するほか、氷河期を生きた巨大動物たちの大きさを体感できる。
会場:九州国立博物館
会期:7月18日〜9月27日
本展は、子供たちが「みて・つくって・体験する」展覧会。アーティストの作品に実際に触れながら、描く楽しさや想像する面白さを体験できる。目に見えるものだけではない世界へ、親子で想像を広げられる場だ。
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野
会期:7月31日〜8月9日
2024年よりスタートした夏のシリーズ展「おいでよ!夏の美術館」の第3弾。本展は、最後の盗みに出た「大どろぼう」の家に忍び込むという設定のもと、来場者が主役となって“大どろぼう”の正体を突き止める没入型の展覧会。参加アーティストには新井風愉、伊野孝行、嶽まいこ、谷川賢作、幅允孝、張替那麻、名久井直子、ヨシタケシンスケら各界の顔ぶれが揃う。どろぼうや人間の不思議さ、おもしろさを、新しいエンターテインメント体験とともに味わえる。
会期:福岡アジア美術館
会場:7月9日〜8月30日
本展は、私たちの好奇心をくすぐる摩訶不思議な存在、オバケを規格外のクリエーションで展開する展覧会。谷川俊太郎・谷川賢作親子による軽快なオバケ音楽「けいとのたま」や、アニメーション作家・加藤久仁生の新作など、多彩なクリエイター約20組が参加する。日本美術におけるオバケの歴史や500冊のオバケ絵本を入り口に、オバケを探究し作品化する「オバケ研究所」も設けられる。「オバケ屋敷」「オバケ湯」、オバケに変身する「オバケ工場」、ナイトミュージアムなど、親子で楽しめる企画も多数の体験型展覧会だ。
会場:ふくやま美術館
会期:7月11日〜9月23日