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左から:「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~」、「ロン・ミュエク展」、「ルーヴル美術館展 ルネサンス」
今年のシルバーウィークは、9月19日から9月23日までの最大5連休となる。同期間中に、東京の美術館や博物館、ギャラリー等で開催されている、注目の展覧会をエリア別に紹介。気になる展覧会を見つけて、お出かけの計画に役立てて欲しい。
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*各展覧会の会期・内容は予告なく変更になる場合があるため、お出かけ前には公式ウェブサイトをご確認ください。
映像、彫刻、音、光、言葉を組み合わせた没入型インスタレーションで知られるトニー・アウスラー。映像を立体物へ投影する表現の先駆者として、テクノロジー、人間心理、信念、社会の複雑な関係を問い続けてきた。本展では、初期の作品から最新作までを通覧し、科学、魔術、未確認現象などに関するアーカイヴ資料も紹介する。レビューはこちら。インタビューもチェックしてほしい。
会場:TOKYO NODE
会期:7月3日〜9月27日
ミューぽんで100円OFF!
ルーヴル美術館のコレクションから、ルネサンス美術の魅力を紹介する注目展。15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地へ広がったルネサンスの特徴を、選び抜かれた50点余りの作品を通して浮かび上がらせる。出品作の多くは15世紀末から16世紀後半に制作されたもので、ルネサンス様式が各地へ広まった時代に焦点を当てる。古代ギリシャ・ローマ文化へのまなざしと、人間表現の豊かさに触れる貴重な機会となる。ニュースはこちら。
会場:国立新美術館
会期:9月9日〜12月13日
圧倒的なリアリティを持つ人物彫刻で知られるロン・ミュエクの大規模展。実物よりはるかに大きく、あるいは小さく作られた身体は、孤独、不安、脆さ、回復力といった人間の内面を強く感じさせる。精緻な造形でありながら、鑑賞者の解釈に委ねる余白も残されており、身体と存在をめぐる問いを静かに投げかける。レポートはこちら。キュレーターのインタビューもチェックしてほしい。
会場:森美術館
会期:4月29日〜9月23日
19世紀後半のパリでは、マネや、のちに印象派と呼ばれることになる芸術家たちがカフェに集い、議論を交わしていた。現代のカフェがくつろぎの場であるとすれば、当時のカフェやキャバレー、ダンスホールは、飲食や娯楽を楽しむだけでなく、新たな芸術が生まれる場所でもあった。それは、サロン(官展)からの脱却とともに、芸術が群衆のなかへと広がっていく新しい時代の始まりでもあった。本展では、マネ、ゴッホ、ロートレック、ピカソによる名作の数々に、バルセロナが誇る日本初公開のカザス作《マドレーヌ》を加えた約130点を通して、カフェで生まれた芸術の広がりを展観する。レポートはこちら。
会場:三菱一号館美術館
会期:6月13日〜9月23日
ミューぽんで100円OFF!
日本を代表する版画家・長谷川潔(1891〜1980)の回顧展。フランスで生涯を送り、失われつつあった銅版画技法「マニエール・ノワール(メゾチント)」を独自に復興させた長谷川の代表作を中心に、初期から晩年までの作品を紹介する。さらに、長谷川に影響を与えた19世紀以前の版画や、パリで交流したマティスやデュフィら同時代の作家の作品もあわせて展示。静謐なモノクロームの世界を通して、版画芸術の奥深い魅力に触れられる。レポートはこちら。
会場:パナソニック汐留美術館
会期:7月11日~9月23日
ミューぽんで100円OFF!
エットレ・ソットサス(1917〜2007)は、20世紀イタリアデザインを代表する世界的な巨匠。ソットサスは、過度な合理性の追求に疑念を抱き、人々の生活に自由で生き生きとした感性を取り戻そうとした。斬新でユーモアあふれるデザインによって、現代人の生活、人生、ひいては運命までも明るく照らした。本展は、日本初のソットサス回顧展として、創意あふれるデザインの数々を紹介する。レポートはこちら。また、同館では「瀧口修造 書くことと描くこと」展が同時に開催される。
会場:アーティゾン美術館
会期:6月23日〜10月4日
日伊修好通商条約締結160周年とシモネッタ・ヴェスプッチ没後550年を記念する展覧会。丸紅所蔵のボッティチェリ《美しきシモネッタ》を中心に、イタリアの詩人ポリツィアーノの『騎馬槍試合のための詩』や辻邦生『春の戴冠』を通して、ルネサンス芸術と文学に描かれた理想美を読み解く。
会場:丸紅ギャラリー
会期:8月6日〜9月30日
レンブラントのエッチングと、その影響を受けた芸術家たちの作品を紹介する展覧会。レンブラント・ハウス美術館のコレクションを中心に、国内外の美術館や大学図書館、個人コレクションからの作品や書籍も加わる。版画家としてのレンブラントの革新性と、その表現が同時代から後世へどのように受け継がれたのかをたどる。ニュースはこちら。
会場:国立西洋美術館
会期:7月7日〜9月23日
大英博物館が所蔵する日本美術を紹介する大規模展。約4万点の日本美術コレクションから、江戸時代の屏風や掛軸、絵巻などの絵画作品に加え、歌麿、写楽、北斎、広重ら8人の代表的な浮世絵師による版画を中心に紹介する。北斎の赤富士や円山応挙が描いた虎など、選りすぐりの名品を一堂に鑑賞できる。レポートはこちら。
会場:東京都美術館
会期:7月23日〜10月7日
東京都美術館の開館100周年を、3つの場所にまつわる創作の歴史から見つめる。第一部では、上野に誕生した美術館の歩みを、展覧会や周辺の風景とともに振り返る。第二部では、九州の炭鉱町・大牟田と荒尾で風景を描き続けた江上茂雄の画業を紹介する。第三部では、同館最初の収蔵品《百日草の庭》をめぐり、戦前にアルゼンチンへ渡った日本人移民とその家族の物語をたどる。ニュースはこちら。
会場:東京都美術館
会期:7月23日〜10月7日
ミューぽんで200円OFF!
「もの派」を理論と実践の両面から牽引してきた李禹煥の4年ぶりの個展が、海外2都市(ヴェネチアのサン・マルコ・アート・センター、ニューヨークのディア・ビーコン)での展覧会と同時開催。1970年代から近年までのドローイングと彫刻を通して、素材同士や人・空間との関係性を探求してきた制作を紹介する。
会場:SCAI THE BATHHOUSE(スカイザバスハウス)
会期:8月4日〜10月10日
東京藝術大学に関わるテーマをもとに、美術の見方を学ぶシリーズ企画の第一弾。現役の教授・講師陣が企画する講義形式の展示を通して、美術史、実技、表現、鑑賞、素材、保存修復など、多角的な視点から作品に向き合う。東京藝大のコレクションを中心に構成され、会場ではワークショップなども予定されている。子供から大人まで、楽しみながら“美術の授業”を体験できる展覧会となる。
会場:東京藝術大学 大学美術館・陳列館
会期:7月24日〜9月23日
現代のメディア環境において、生成AIなどの技術の発展により、情報はかつてない速度と規模で生み出され、流通している。そのなかで、私たちが接する情報はアルゴリズムによって選ばれ、再編成されてもいる。こうした情報環境のもとでは、何が記録され、どのように共有されるのかという枠組みそのものが変わりつつあるのではないだろうか。本展は、何が遺され、残されたものをどのように受けとめるのかという問いを通して、歴史と記憶のあり方をあらためて問い直す。レポートはこちら。
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
会期:6月20日〜11月8日
ミューぽんで100円OFF!
美術家リチャード・タトルと建築家・青木淳による二人展。タトルは美術作品を「光」としてとらえ、青木は建築を人々の価値観や速度を受けとめる「空気」のようなものとして考えてきた。本展では、美術と建築の異なる視点が交差し、東京オペラシティ アートギャラリーという空間の新たな可能性を引き出す。レポートはこちら。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:7月18日〜9月23日
ミューぽんで200円OFF!
マティスらとともに20世紀初頭のフォーヴ運動を牽引したフランスの画家、アルベール・マルケ。大胆な構図と、灰色を基調とした穏やかな色彩で知られ、そのデッサン力は、マティスから「我らの北斎」と称えられた。国内では35年ぶりの個展となる本展では、パリのセーヌ河畔や旅先の港湾風景など、水辺を描いた作品を中心に約90点を紹介する。
会場:SOMPO美術館
会期:9月22日〜12月13日
20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソ(1881〜1973)の作品からインスピレーションを受け、伝統的な仕立てと遊び心あふれる色使いで知られる英国のデザイナー、ポール・スミスが会場構成を手がける展覧会。色鮮やかで遊び心あふれる空間の中で、初期のピカソを代表する《男の肖像》や《アルルカンに扮したパウロ》など、約80点の作品が展示される。レポートはこちら。
会場:国立新美術館
会期:6月10日〜9月21日
坂本龍一と高谷史郎による没入型インスタレーション作品、《async - immersion》が東京初公開となる。本作は、坂本の2017年のアルバム『async』をベースに、高谷による映像と、ZAKが手がける立体音響から構成されたインスタレーションで、坂本が追求した「空間に音を立体的に設置する」という構想である「設置音楽」のコンセプトのもとに展開された「async」シリーズの集大成とも言える作品だ。「AMBIENT KYOTO」に続き、ZAKが音響ディレクターを務め、麻布台ヒルズギャラリーの空間に合わせて再構成する。レポートはこちら。
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
会期:8月28日〜10月25日
日本のヴィデオ・アートの先駆者・出光真子(1940~)の大規模な回顧展。出光は1970年代より、フィルムとヴィデオを用いて、女性の生き方や家族、フェミニズム、ジェンダー、メディアと社会の関係を主題とする作品を発表してきた。同館は2016~2017年度に作家本人から全フィルム・ヴィデオ作品のデジタルデータおよび主要なインスタレーション作品を収蔵。本展では、これらの収蔵作品全点を展示と上映によって展観する。レポートはこちら。
会場:東京都写真美術館
会期:6月18日〜9月21日
私たちにとって「食」と「生きること」は切り離せない関係にある。本展では、「食」をテーマに東京都写真美術館のコレクションから14名の作家による写真・映像作品を紹介。食事にまつわる記憶や人とのつながり、高齢化や孤食など現代社会が抱える課題にも目を向けながら、「食べること」と「ともに生きること」の意味を問い直す。レポートはこちら。
会場:東京都写真美術館
会期:7月2日〜9月21日
開館60周年を記念し、日本画家・奥村土牛の画業をたどる回顧展が開催される。山種美術館が所蔵する約135点のコレクションから、《鳴門》《醍醐》をはじめとする代表作約60点を展示し、初期から晩年までの歩みを紹介する。
会場:山種美術館
会期:8月8日〜10月4日
ヴィデオ・アートの先駆者ナムジュン・パイクの没後20年を記念する大規模展。AIや新たなテクノロジーが急速に発展する現代においても色あせることのないパイクの作品を通し、その創造性や思想を改めて見つめ直す。アーティスト、思想家、哲学者など、多面的なパイク像に迫る。レポートはこちら。
会場:ワタリウム美術館
会期:7月19日〜11月23日
ミューぽんで300円OFF!
根津美術館が所蔵する約2300件のやきものから名品を選び、中国、日本、朝鮮半島の陶磁器を紹介する。土を練り、かたちを作り、焼き固める陶磁器は、古くから食器や調理具、貯蔵具、装飾品として人々の暮らしを支えてきた。本展では、地域ごとに異なる造形や技法、美意識をたどりながら、東アジアのやきものの豊かな世界を楽しむことができる。
会場:根津美術館
会期:8月15日~10月12日
戦後日本で抽象彫刻家・造形作家として活躍した多田美波。多田は生涯で約200点の彫刻作品と、500点に及ぶ建築関連作品を手がけ、美術館、公園、駅、市庁舎、ホテル、劇場など、都市の様々な場所に作品を残した。本展では、初期絵画、各時代の彫刻、作家本人が「光造形」と呼んだ照明作品、建築造形のパーツやスケッチなどを通して、約70年にわたる仕事を俯瞰する。ニュースはこちら。
会場:東京都現代美術館
会期:8月29日〜12月6日
ミューぽんで10%OFF!
1930年代の台湾で結成されたモダニズム詩のグループ「風車詩社」を描いた映画を起点に、近代台湾と日本の文化芸術を再考する展覧会。近代台湾の美術作品約200点、資料約600点に、日本の作品約100点を加えて紹介する。無数の星のように作品や資料が響き合う空間のなかで、台湾と日本の近代を越境的な視点から見つめ直す。
会場:東京都現代美術館
会期:9月5日〜12月13日
ミューぽんで10%OFF!
下町の風情と現在の墨田に息づくアートに注目する芸術祭。「すみだの五彩」をテーマに、色彩に満ちた世界を芸術を通して表現する。地域の風景や人々の魅力、そしてすみだで暮らす喜びを再発見する機会となる。ニュースはこちら。
会場:墨田区各所
会期:9月4日〜12月20日