
左から:「テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話」「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」「シンシナティ美術館展 ~アメリカに渡ったヨーロッパの至宝~」
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ロンドンのナショナル ポートレイト ギャラリーが所蔵する世界屈指の写真コレクションから、英国の映画、音楽、ファッション界を象徴するアイコンたちのポートレイトを厳選して紹介。国際的に高い評価を受ける写真家たちの作品を通して、英国カルチャーを彩った人物像と、時代を映し出すポートレイト写真の魅力に迫る。
会場:シャネル・ネクサス・ホール
会期:10月2日〜11月29日
技術・才能・寛容性、3つのTが交差する場所に文化は生まれる、そのコンセプトのもと、世界からトップアーティストと主要文化機関のキュレーターたちを迎える写真フェスティバル「T3」が、8回目の開催を迎える。今年のテーマは「と(&)」。日本語でもっとも小さな接続詞「と」をテーマに、世界中の写真家とともに、人と人、世界と世界をつなぐ新たな可能性を写真を通して探る。ニュースはこちら。
会場:東京ミッドタウン八重洲ほか
会期:10月3日〜10月26日
ファッションやインテリアの枠を超え、ライフスタイルそのものを提案してきたデザインハウス、マリメッコ。本展では創業者アルミ・ラティアの言葉を手がかりに、ドレス、アートワーク、ファブリックなどを通して、マリメッコの創造の美学に迫る。マリメッコ社とヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアムの協力により、貴重な所蔵作品や資料を展示する。映像展示や日本のアーティストとのコラボレーションも予定されている。京都文化博物館のレポートはこちら。
会場:東京都庭園美術館
会期:10月3日〜12月20日
ミューぽんで20%OFF!
マンガ家・画家・文筆家のヤマザキマリは、代表作の『テルマエ・ロマエ』や手塚治虫文化賞大賞を受賞した『プリニウス』(とり・みき共著)などのマンガ作品をはじめ、『国境のない生き方』『扉の向う側』などの自伝的エッセイ、人生論・芸術論を著した書籍など、幅広い作品で人気を博す。マンガ原稿や油彩画作品などを展示するとともに、波乱万丈の人生経験から紡がれた言葉を多数紹介し、ヤマザキの世界観と人生観に迫る。
会場:世田谷文学館
会期:10月3日〜2027年2月7日
葛飾応為は、北斎の娘であり自らも絵師として活躍した女性。光と闇の描写が印象的な葛飾応為の名品《吉原格子先之図》を3年ぶりに公開するとともに、夜景を描く作品を多数紹介し、浮世絵において夜がどのように表現されてきたのかをたどる。あわせて、鈴木春信や歌川広重、小林清親ら、浮世絵史を彩った名手たちによる夜景の名品を展示する。
会場:太田記念美術館
会期:前期10月6日〜11月3日、後期11月7日〜12月6日 ※前後期で全点展示替え
アート、演劇、音楽、イルミネーション、エンターテインメントなど多彩なプログラムから構成される国際芸術祭。初開催となる2026年は、臨海エリア、日比谷・丸の内エリア、代々木・渋谷エリアをコアエリアとし、多数の企画を街なかで展開する。ニュースはこちら。
会場:臨海エリア、日比谷・丸の内エリア、代々木・渋谷エリア
会期:10月10日〜12月31日
「ARTE TOKYO」の一環として、東京・臨海エリアを舞台に開催される国際美術展。台場、青海、天王洲など、水辺の都市空間に国内外のアーティストが集い、アートを通して東京の新たな風景を描き出す。タイトルの「TOKYO ATLAS」には、神話的存在としてのアトラスと「地図帳」の意味が重ねられている。作品を鑑賞するだけでなく、アートが示す地図をたどりながら、東京という都市をあらためて読み解く機会となる。ニュースはこちら。
会場:台場公園、お台場海浜公園、 青海南ふ頭公園、地下駐車場(青海南ふ頭公園内)、テレコムセンタービル、アイルしながわ、WHAT MUSEUM
会期:10月10日〜12月20日
シンシナティ美術館が145年にわたり収集してきたコレクションから、選りすぐりの84点が来日する。コロー、セザンヌ、モネを初め、美術史に名を刻む巨匠たちの作品を紹介する。ヨーロッパ美術がアメリカでどのように受け継がれ、コレクションとして育まれてきたのかをたどる展覧会となる。ニュースはこちら。
会場:上野の森美術館
会期:10月10日〜2027年1月10日
人間の生活が自然環境を変化させる主な要因になっている現在、生態系に不安定さが生じ、自然と人工の境界はますます曖昧になりつつある。本展では、こうした都市の現状を背景に、変容を続ける自然環境との関係を結びなおそうとする制作を行う作家たちを紹介。これまで同施設で現代美術、建築、ファッションなど幅広いジャンルの展覧会を行ってきた取り組みを架橋しながら、都市における自然を新たにとらえ直す作品群が展示される。ニュースはこちら。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:10月17日〜12月20日
浅井忠ら初期洋画家を育てたイタリア人画家、アントニオ・フォンタネージの画業をたどる日本初の大回顧展。トリノ市立近現代美術館(GAM)およびトリノ博物館財団の協力のもと、画業の初期から晩年に至るまでのフォンタネージの作品群を概観する。また、日本の弟子たちの作品や、同時代・次世代のイタリア人作家の作品における彼の影響と遺産にも光を当て、フォンタネージの芸術の全貌を約200点により明らかにする。ニュースはこちら。
会場:三菱一号館美術館
会期:10月17日〜2027年1月24日
画家、詩人、ジャーナリスト、デザイナー、イラストレーターなど、いくつもの顔を持つ竹久夢二の展覧会。明治末から昭和初期にかけて、夢二は時代の感性をすくい取り、流行を生み出す表現者として活躍した。本展では、代表作《黒船屋》を初め、日本画、油彩画、スケッチ、デザイン、スクラップブックなどを一堂に紹介する。美術の枠を超えて人々に愛された夢二の多面的な仕事に迫る。ニュースはこちら。
会場:東京国立近代美術館
会期:10月23日〜2027年1月11日
石橋財団コレクションとアーティストが共演する「ジャム・セッション」の第7回。今回は、社会や歴史と芸術の関係をリサーチとフィールドワークを通して探究してきた藤井光を迎える。藤井が注目するのは、プラトン『国家』に登場する「洞窟の比喩」と、その中心にある「光=真理」の問題。光が何を照らすのか、その光は誰によって照らされているのかを問いながら、真理の構造を批評的に見つめ直す。ニュースはこちら。
会場:アーティゾン美術館
会期:10月24日〜2027年1月31日
英国絵画史を代表する画家、J.M.W.ターナー。本展では、テート美術館のコレクションを中心に、ターナーの作品をテーマごとに再構成し、緩やかな時系列に沿って紹介する。さらに、現代美術との対話を通して、光、自然、崇高をめぐるターナーの問題意識が、後世のアーティストたちにどのように響いているのかを探る。ニュースはこちら。
会場:国立西洋美術館
会期:10月24日〜2027年2月21日
ミューぽんで100円OFF!
少女マンガ界を代表する萩尾望都、山岸凉子、大和和紀の画業をたどる3人展。3人はいずれも1960年代後半にデビューし、1970年代の少女マンガ黄金期に、表現の可能性を大きく広げた。本展では、代表作の原画や貴重な資料を通して、それぞれの創作の軌跡と源泉に迫る。少女マンガが築いてきた表現の豊かさをあらためて見つめる機会となる。ニュースはこちら。
会場:国立新美術館
会期:10月28日〜2027年2月8日
グラフィックアーティスト、YOSHIROTTENの展覧会。日本初の人工衛星打ち上げの地である鹿児島・大隅半島で育った作家は、自然と宇宙へのまなざしが交差する環境のなかで感性を培ってきた。本展は、科学がとらえてきた宇宙や地球の情報を、人間の身体を通して受け止めるための舞台装置として構成される。科学と霊性を通じて「彼方」へ向かってきた人類の営みが、抽象的なイメージとして立ち上がる。ニュースはこちら。
会場:TOKYO NODE
会期:10月30日〜2027年1月11日
株式会社コジマプロダクション(KOJIMA PRODUCTIONS)設立10周年を記念した展覧会。KOJIMA PRODUCTIONSは、ゲームクリエイターの小島秀夫が「FROM SAPIENS TO LUDENS」の旗のもと、2015年12月に設立したクリエイティブスタジオ。本展では、10年間の創造と挑戦の軌跡を、初公開となる制作資料、作品世界を再現した体感型展示、映像インスタレーションを通してひもとく。ニュースはこちら。
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー
会期:10月31日〜12月20日
現代美術家のユアサエボシと、戦後の日本でアヴァンギャルド芸術を志した池田龍雄、高山良策、中村宏らの作品を「変身」をキーワードに展観する展覧会。ユアサエボシは、古い雑誌や新聞などの過去のイメージを組み合わせて絵画を描くことで「大正生まれの架空の三流画家 ユアサヱボシ」へと変身することから自身を「擬態派」と呼ぶ。本展でユアサは新作を発表し、作品にまつわる新たな物語を明らかにする。
会場:練馬区立美術館
会期:10月31日〜12月27日
国立科学博物館として初めて“性”をテーマに据えた、生き物が持つ多様な性の姿とその仕組みに迫る特別展。性はヒトに限らず、生物全般に見られるが、その「すがた」「仕組み」「行動」は驚くほど多様で、生き物によって大きく異なる。生き物の“性の多様性”を、形態、行動、性決定、子育てなどの切り口で科学的にひもとく。
会場:国立科学博物館
会期:10月31日〜2027年2月21日
1990年代から国際的に注目を集めてきたアーティスト、森万里子。初期にはポストヒューマンやサイボーグ的なアイデンティティを演じる作品を発表し、その後、近未来的な世界観、日本のアニメ文化、自然信仰、仏教、縄文やケルトなどの古代文化へと関心を広げてきた。本展では、森の独自の表現を通して、人間性、精神性、エコロジーをめぐる問いを浮かび上がらせる。ニュースはこちら。
会場:森美術館
会期:10月31日〜2027年3月28日
身体の感覚に根ざした光と色、演劇性のある写真や映像作品で知られる宮城在住のアーティスト・志賀理江子の個展。展示タイトルの「なぬもかぬも」とは、「お手上げだ!」「深い海の底のため息」「一切合切」など、使う人や環境により意味がひらく、三陸沿岸部に伝わる方言。震災前から志賀がその身でたどってきた東北の土地の歴史や風景への、深い洞察から生まれた写真や映像、テキスト、インスタレーション作品を新旧織りまぜて紹介する。
会場:青森県立美術館
会期:10月31日〜2027年3月14日
「自画像の画家」と称され、自己投影の作品を描いた鴨居玲。作品には鴨居の内面が表現され、見る者の感情に訴えかけてくるいっぽう、作品からは見えてこない人間、鴨居玲も存在する。これまでその多くが未公開だった、素顔が写る貴重なポートレイトから、「鴨居玲」をひもといていく。
会場:笠間日動美術館
会期:10月3日〜12月20日
「関係」という概念を軸に、半世紀以上にわたり現代美術の最前線で思考と制作を重ねてきた日本を代表する現代美術家・河口龍夫の展覧会。本展は、美術館の建築空間と湖畔という周辺環境に触発された新作と、房総のアトリエで制作された未発表作品を中心に紹介する。昆虫から宇宙まで、ジュラ紀から現在まで、あらゆる存在と時間に向きあい、1960年代より持続する河口の旺盛な創作欲とみずみずしい好奇心に導かれた作品世界に注目したい。
会場:市原湖畔美術館
会期:10月17日〜12月20日
2025年に創設30周年を迎えたファッション・テキスタイルブランド、ミナ ペルホネン。100年後も存続するブランドとしての在り方を模索しながら独自のプロダクトを生み出してきた活動を、原画やテキスタイルに加え、刺繍、織、プリント工場の様子などを通して紹介する。流行に左右されず、普遍的な価値を追求するミナ ペルホネンのものづくりをひもとく。世田谷美術館のレポートはこちら。
会場:富山県美術館
会期:10月10日〜12月22日
国立工芸館のデザインコレクションを中心に紹介し、19世紀後半のアーツ&クラフツ運動からアール・ヌーヴォーとアール・デコ、そしてバウハウスに代表されるモダニズム・デザイン、さらに第二次大戦後の展開までの100年あまりのデザインの流れをたどる。その歴史を知ると、現在私たちの身の回りにあるデザインを見る視点が広がり、きっとその新たな魅力に気づくだろう。
会場:国立工芸館
会期:10月9日〜2027年1月11日
2027年からの長期休館を控えた金沢21世紀美術館の現在地を見つめ直し、作品を未来へ継承することの意味を問い直す展覧会。「今日」は「いま」および同館開館からの約20年間を、「明日」は休館後から次の20年以降を指す。本展では、修復や継承方法の検討を要する所蔵作品を中心に、ミクスト・メディア、メディア・アート、インスタレーション作品の保存にまつわる課題を具体的に提示する。作品とその修復・継承のプロセスを一体として示すことで、美術館のこれからの役割と姿勢を問い直す。
会場:金沢21世紀美術館
会期:10月31日〜2027年4月18日
長谷川にとって美術館での初の大規模個展。長年の制作を新旧織り交ぜながら紹介し、そこにある徹底した意志と軽やかな展開とを明らかにする。また古今東西、多くの作品を見ることに徹してきた長谷川の眼と、いっぽうで、高尚な芸術とは別に、幼少期からの生活のなかで育まれた独自の感受性にも着目し、豊田市美術館コレクションと長谷川の作品および彼の雑多な蒐集品とで構成した一室を設ける。ニュースはこちら。
会場:豊田市美術館
会期:10月24日〜2027年1月24日
スタジオジブリの作品に通底する、善悪を二分しない多義性や、答えを急がない余白に注目する展覧会。鈴木敏夫と禅僧による対談をまとめた書籍『禅とジブリ』を原点に、ジブリ作品を禅的なまなざしから読み解く。作品の世界を通して、「分けない」「決めつけない」「ありのまま観る」という禅の思想にふれる体感型の展覧会となる。ニュースはこちら。
会場:京都市京セラ美術館
会期:10月3日〜12月6日
紫式部によって著された『源氏物語』を、美術と文化の広がりから紹介する大規模展。光源氏をめぐる恋愛模様や人生模様は、後世に読み継がれるなかで、絵画、工芸、写本、芸能など多彩な表現を生み出してきた。本展では、源氏物語にまつわる絵画や工芸品、写本、注釈類など約250点を紹介する。京都国立博物館での源氏物語展は、約50年ぶりの開催となる。
会場:京都国立博物館
会期:10月6日〜11月29日
戦後日本におけるコンテンポラリージュエリーの歩みをたどり、身に着ける表現としてのジュエリーを問い直す展覧会。学校法人ヒコ・みづのジュエリーカレッジ所蔵作品を中心に、約50年ぶりにドイツから来日する作品や現代作家による新しい表現を含む約350点を紹介する。出品作家には、平松保城、山田禮子、伊藤一廣、オットー・キュンツリ、ワーウィック・フリーマン、テッド・ノーテンら国内外の作家70名以上が名を連ねる。ニュースはこちら。
会場:京都国立近代美術館
会期:10月24日〜2027年1月17日
20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家、アンドリュー・ワイエスの展覧会。ワイエスの作品には、窓やドアなど、内と外を分ける「境界」を思わせるモチーフがたびたび登場する。本展では、その境界の表現に着目し、私的な記憶や孤独、風景へのまなざしが交差するワイエスの世界を紹介する。東京都美術館のレポートはこちら。
会場:あべのハルカス美術館
会期:10月3日〜12月6日
1976年に放送を開始したNHK「日曜美術館」の50年を記念する展覧会。番組に登場してきた120点を超える名品を、5つの章で紹介する。過去の放送から厳選した出演者たちの言葉や高精細映像も交えながら、美術と人をつないできた番組の歩みをたどる。東京藝術大学大学美術館のレポートはこちら。
会場:大阪中之島美術館
会期:10月10日〜12月20日
ロンドンの大英博物館が所蔵する日本美術コレクションから、江戸絵画を中心に紹介する展覧会。同館の日本美術コレクションは、海外でも有数の規模と質を誇り、19世紀後半以降、日本文化に魅了された収集家や学芸員たちによって築かれてきた。本展では、初里帰りとなる喜多川歌麿の肉筆画《文読む遊女》をはじめ、円山応挙、葛飾北斎、歌川広重らの作品を紹介する。海を越えて受け継がれてきた日本美術の名品を通して、国際的な文化交流の歴史にも光を当てる。東京都美術館のレポートはこちら。
会場:大阪中之島美術館
会期:10月31日〜2027年1月31日
前田寛治は33年という短い生涯のなかで、日本の近代洋画界に大きな足跡を残した画家。詩的感性と西洋絵画の伝統に根ざした写実性の融合を追求し、多彩な芸術を花開かせた。本展は、2026年に前田の生誕130年と彼が設立に加わった「一九三〇年協会」が100周年を迎えることを機に、前田の画業をたどるとともに、一九三〇年協会の仲間たちの出品作品も紹介し、前田芸術の意義をひもとく。近代日本の若き洋画家たちが何を追い求め、何を築こうとしたのか、その全貌に迫る展覧会だ。東京ステーションギャラリーのレポートはこちら。
会場:鳥取県立美術館
会期:10月10日〜12月13日
20世紀、国際的にもっとも高く評価された日本人画家のひとり、菅井汲の画業を初期から晩年まで紹介する。木枠から外して保管されていた「日本初公開」の作品も加え、菅井作品の変遷を見ることのできる初めての機会となる。菅井の愛車1973年式のポルシェカレラRSも合わせて展示し、彼が掴もうとしていた表現に迫る。
会場:広島県立美術館
会期:10月2日〜12月6日
三菱一号館美術館とひろしま美術館が共同で企画する初めての特別展。ただコーヒーや酒を飲むための場所ではなく、芸術家、作家、批評家、音楽家たちが集い、時代の空気を交換し、新しい表現をめぐって議論する場であった19世紀末のパリ、そしてバルセロナのカフェ文化を起点に、近代芸術がどのように生まれ、広がっていったのかをたどる。三菱一号館美術館のレポートはこちら。
会場:ひろしま美術館
会期:前期10月3日~11月15日、後期11月17日~2027年1月11日
千崎千恵夫は「自然と人工」をテーマに、様々なメディアを駆使した制作を通して人間存在と世界の在り方を探求してきた。思想、哲学、宗教、政治、科学など広い意味での文化の枠組みのなかで美術を相対的にとらえ直しながら活動してきた千崎は、近年、自然が内包する光やエネルギーといったより根源的な対象へと制作の焦点を移している。本展では新作とあわせて、千崎が見出す世界の姿を映し出す。
会場:広島市現代美術館
会期:10月24日〜12月13日
ニューヨークを拠点に鮮烈な色彩と独自の視点で都市に生きる人々の姿を切り取った写真家、ソール・ライター。写真史において芸術としての写真は長らくモノクロが中心であったなか、商業用とみなされていたカラー写真で自身の表現を追究し、「カラー写真のパイオニア」と称された。ライターの色彩感覚をテーマに、初期から晩年までの写真だけでなく、絵画や没後に発見されたカラースライドなど様々な作品を通じて、創作活動の源泉に迫る。
会場:鹿児島市立美術館
会期:10月2日〜11月15日